フリーエンジニアって何？仕事内容はどう変わる？

仕事内容は分野も規模も様々！

フリーエンジニアの仕事内容は案件単位で請け負うタイプの仕事から、企業に出向、一定の期間常駐して仕事をするタイプなど、様々な形態があります。どちらかひとつと言うことなく、常駐の案件をこなしながら、小規模のプロジェクトをこなしたり、いくつかのプロジェクトをかけもちで処理するなど、みなそれぞれのライフスタイルに合わせたはたらき方をしています。
フリーエンジニアとして活躍している人々は、日々のスキルアップは当然のことながら、最新技術に関する知識や情報の収集など、常に自分自身のレベルアップに努めています。

エンジニア以外の仕事がたくさんあります

サラリーマンであればエンジニアはエンジニアの仕事だけをしていればお給料がもらえます。広げても開発部門内の仕事まででしょう。ところが、フリーエンジニアは、いわゆる個人事業主。エンジニアの仕事だけでなく、営業や経理、その他事務まで、すべて自分でこなします。個人事業主をひとつの小さな会社におきかえてみましょう。会社には、社長業（経営）があり、営業が仕事をとってきて技術が開発・製造し、経理財務がお金の管理（資金繰り）をして記録（帳簿）をつけます。書類作成業務も多々あります。受注フローだけでも、見積書の発行からはじまり、注文書、注文請け書、納品書、請求書など、見積から入金までに様々な書類が発行されます。会社ではそれぞれの役割に応じて部をわけて役割分担をして手分けしていますが、個人事業主はそれら全ての機能を自分ひとりで動かさなければなりません。

仕事もライフスタイルも、自由にコントロールする生き方

サラリーマンは、基本的に自分で仕事を選ぶことはできません。意に反する仕事もしなければなりません。開発ひとつに関しても、製品ひとつ、システムひとつをとっても、会社の意向に従ってエンジニアとしての技術を提供します。収入は、拘束される労働時間に対する対価となります。高いスキルを持っていればその評価に応じた金額が支払われますが、それでもやはり拘束時間に対する対価であることには変わりありません。どれだけ忙しくても、どれほど暇でも、淡々と同じ給料が支払われます。差額は残業代程度です。一方、フリーランスは、仕事やクライアントを自分で選ぶことができます。自分の考え方を貫くことができます。収入は、提供するスキルに対する対価です。仕事をした分だけ、収入が入ります。逆に仕事がなければ収入はゼロになります。どのようなクライアントとどのように関わり、どのぐらいのペースで仕事をこなし、いくら稼ぐのか。休暇はいつで、一日何時間はたらくのか。それを全て自分でコントロールできるのが、フリーエンジニアという生き方です。